養殖場のウナギはほとんどがオスになる原因とは!?

  • ほとんどがオスになる原因がわかったのでメモ

性別

ウナギは性転換する魚です。
自然界では、オスとメスの比率は1:1になるのですが、どういうわけか養殖場のウナギの9割はオスになってしまいます。

現在のウナギ養殖は加 温式養殖が主流で、それが原因なのではと言われていました。
ですが、大規模な露 地池でのウナギ養殖場でも同じように、オスの比率が9割でした。

じゃあ何が原因なの?

ヨーロッパウナギでこんな実験をしました。
水1トンあたりに、シラスウナギ800gのグループ。1600gのグループ。3200gのグループ。
この3種類のグループで、120日~150日飼育して、性比率を計測しました。

すると、3200gのグループは約96%がオスになり、1600gのグループは約76%。800gのグループは約64%がオスになりました。

つまり、ウナギの性分化は水温でもpHでもなく、密度に影響されているこ とが分かったのです。





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