ウナギの稚魚が何を食べてるのかわからない
- ほかの魚のレプトケファルス幼生は何をたべているのか？
ウナギのレプトケファルス幼生の餌についての情報はあまりにも少ない。
腸管内を確認しても、空っぽであるか、何かあっても、何なのか全く分からない。
そんな状況なのだそうです。
そこで、同じ仲間のアナゴやハモのレプトケファルス幼生の消化管を調べるということをした人がいます。
ウナギやハモのレプトケファルス幼生の消化管にはオタマボヤのろ過摂食装置である包巣や動物プランクトンの糞粒が見つかったそうです。
そこで提唱された説は、
レプトケファルス幼生は、オタマボヤの包巣に発達した牙を突き刺します。
次に、オタマボヤのフィルターで餌を捕まえて、栄養物を吸い取るというものです。
なかなか興味深い説です。
ほかにも、海水を飲み込むときに海に漂っている有機物を食べているんじゃないの？ていう説もあります。
